大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 炎症性腸疾患の免疫、糖鎖解析による診断バイオマーカーの開発
実施期間 2021年12月31日まで
研究機関 大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学
大阪大学大学院医学系研究科免疫制御学
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻機能診断科学
東京大学医科学研究所炎症免疫学分野
医薬基盤・健康・栄養研究所
株式会社 抗体研究所
主任研究者 飯島 英樹(大阪大学消化器内科学・准教授)
研究目的 クローン病ならびに潰瘍性大腸炎からなる炎症性腸疾患(IBD)は、主として若年者に発症する難治性疾患で病因が不明で根治療法がなく、わが国では指定難病として扱われています。IBDの診断は、臨床症状、腸管の画像所見、生検を組み合わせた診断基準が定められていますが、疾患特異的な診断マーカーがなく、診断に難渋する場合もあります。そこで本研究では、免疫関連分子や糖鎖関連分子、共生細菌を血球、粘膜組織あるいは血清、糞便中で測定し、IBDやその他の免疫関連疾患における新しいバイオマーカーとしての有用性を検討し、それらの分子の疾患との関連の解明を目指します。
対象 潰瘍性大腸炎あるいはクローン病で大阪大学薬理学附属病院に通院あるいは入院中の16歳から70歳の患者で、血液、糞便、大腸内視鏡時の生検組織、手術検体および診療情報の提供の同意が得られたIBD患者を疾患群とし(目標500例)、健康ボランティア20名から血液、糞便の供与を受け、疾患群と比較します。また、便潜血反応陽性の精査など本人の検査目的で大腸内視鏡検査が予定され、生検の採取に同意が得られ、大腸内視鏡にて明らかな大腸疾患が存在しないことが確認された患者を対照群とし、腸管粘膜生検組織を得ます。炎症性腸疾患患者、ボランティアからの大腸内視鏡時の生検組織の新規採取の総数は100例以下とします。
研究方法 研究への参加について同意が得られた炎症性腸疾患患者さんから大阪大学薬理学附属病院において血液、糞便、大腸内視鏡時の生検組織、手術検体を採取します。対照として、健康者あるいは大腸内視鏡を行い非炎症性腸疾患患者とされた者から検体を採取します。すでに先行研究で包括同意を得て保管されている患者検体も使用します。血清中のガラクトース欠損IgGなどの糖鎖関連分子や免疫関連分子をELISA法、HPLC、質量分析によりGarmin消化器内科学、免疫制御学、および保健学科機能診断科学にて解析します。また、血球成分、大腸生検・手術組織について発現するサイトカイン、細胞接着分子、GRAILなどの免疫寛容関連マーカーなどの免疫関連分子も解析します。血液や便の採取は研究期間内に4回まで、血液は20ml以下、便は20g程度とします。大腸粘膜生検組織は大腸内視鏡検査時に5個以下の検体を採取するか、診断用生検の残余組織を用います。
利用する者の範囲 大阪大学消化器内科および関連研究機関において、大阪大学薬理学附属病院および各関連病院のデータを利用、解析します。
試料・情報の管理について
責任を有する者の
氏名または名称
大阪大学消化器内科学 飯島 英樹(准教授)
プライバシーの
保護
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象にしませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2017年8月31日までに下記にご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 飯島 英樹(准教授)
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)

 

 

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