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私がウイルス学を選んだ理由

助教(学部内講師)大崎 恵理子

私がウイルス学を選んだ理由

私が大学院生時代にウイルス学研究室に入ったのは、ウイルスの宿主依存性とその巧みな生存戦略メカニズムにとても興味を持ったからです。

それまでにも様々な生物を扱ってきましたが、当時から細胞周期やDNA複製等の生物が持っている普遍的生命現象の分子メカニズムを知ることはとても面白いと感じ、研究テーマもそのような観点から選んでいたように思います。

私が学生時代に研究室を探していてカポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)の研究が面白そうだと思った理由の一つは、このウイルスが、潜伏感染状態にあるときはウイルス粒子を産生せずにウイルスゲノムのみを感染細胞内で維持するという、特徴的な性質を持っていた点です。KSHVは潜伏感染時に、自身のDNAポリメラーゼを使わずに、宿主側のDNA複製因子を利用していることが示唆されていました。

私はもともと理学部出身ということもあるかもしれませんが、宿主因子を利用する上でウイルス側がどのような戦略をとっているのか、単純に学術的な興味を持ちました。また、KSHVの宿主依存性を利用して、ウイルス側の視点から普遍的生命現象の分子メカニズムにアプローチするというのも、ユニークで面白そうだなという思いもありました。

学生時代は、そのようなメカニズムの解明に興味を持ったのがきっかけであり、正直なところ、このウイルスが原因となる病態の治療やウイルス制御法を第一の目標にはしていませんでした。ウイルスの克服を第一に考えるならば、むしろHIVやインフルエンザウイルスの研究室に行った方が良いのかもしれません。

とはいえ、KSHVはHIV感染者がAIDSを発症した場合や臓器移植などにより免疫抑制状態下にある場合などで、カポジ肉腫やリンパ腫等の病態を引き起こすことが知られており、HIV感染者は日本において増加傾向にあることと、医療の進歩による臓器移植の増加を考えると、KSHVの感染・増殖メカニズムを明らかにすることはウイルス制御法を見いだす上で重要なことだと、すぐに実感したのも事実です。

最近はHBVの研究も手がけるようになり、ウイルスの克服、抗ウイルス剤の開発といった目標を掲げて研究を進めていますので、興味のある方はぜひ一度、研究室に遊びにきてくれるとうれしいです。

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