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海外留学記
学会レポート
 
   
オーフス大学・ウプサラ大学交流訪問レポート
March 21-23, 2018
片山 大輔
(大学院博士課程)

2018年3月21日から23日まで、デンマーク政府とMEDTRACE社の支援のもと、畑澤先生、渡部先生、そして添田先生と共にデンマークのオーフス大学とスウェーデンのウプサラ大学に行ってきました。今回の訪問のテーマはO-15water PETです。

O-15waterは水そのものを標識した以前から使用されているPETトレーサーで、大阪大学でも脳と腫瘍の血流の測定に使用されています。このO-15waterを脳以外の部位、例えば腫瘍血流や心筋血流の測定に応用していく研究をオーフス大学、ウプサラ大学そして大阪大学の三大学で共同して行っていくために、互いの大学の見学と交流を兼ねて今回ミーティングが開催されました。

最初に行ったのはオーフス大学です。オーフスはデンマーク第2の都市で学生の多い若者の街です。古くからある街ながら新しい建物も多く、北欧らしい洗練された街並みでした。オーフス大学病院は街の中心部から少し車で行ったところにあるとてつもなく巨大な施設で、あまりに病院が広大で中での移動はカートや自転車で行うほどで、見学するのにだいぶと足を使いました。病院は建て替え工事中で、核医学施設も新しい建物へ移る準備中でした。日本とは全くスケールの違う広い部屋の間取りや充実した施設環境にただただ驚き圧倒されました。

病院の見学の後、今回のメインイベントである研究会 ”Seminar on Tumor Blood Flow and Perfusion” がオーフス大学構内で行われました。オーフス大学、ウプサラ大学からのO-15water関連を中心とした発表とともに、大阪大学の我々4人も全員でそれぞれプレゼンを行いました。行く前は小さな部屋で限られた人数に話せばいいだけと思っていたところ、行ってみると会場は大講堂で人も大勢集まっていて大変焦りました。初の英語での発表で、質疑応答の難しさを実感しましたが、とてもいい経験になりました。オーフス大学からは前立腺癌の腫瘍血流について、ウプサラ大学からは心筋血流や肺癌の腫瘍血流についての発表がありました。この分野はトレーサーの動態解析に重畳積分などを使った数式が多数登場するのでこれがまた難解で、まだまだ勉強することがたくさんあるなと実感しつつ聞いていました。

病院内を疾走するドクター

オーフス大学病院にて

オーフスの観光をする間もなく、次はウプサラへと移動しました。ウプサラはスウェーデンの首都ストックホルムの近郊に位置するこちらもオーフスと同様の大学都市です。ウプサラ大学病院の見学では、O-15water PETでの心筋血流の検査を実際に見ることが出来ました。O-15water PETでの心筋血流画像は日本で行われている心筋SPECT画像よりはるかに精細で、また心筋血流のみならず心係数など通常侵襲的方法を取らなければ定量的に測定できない項目を同時に評価出来るということで、大変将来性が感じられるものでした。

またウプサラではGE社のサイクロトロン生産工場があり、この見学を行う機会がありました。サイクロトロンは稼動後ではなかなか内部を見ることが出来ませんが、ここではその制作過程を見るという極めて貴重な機会を得ることが出来ました。

次回は大阪大学で、オーフス大学とウプサラ大学の先生方を招いてO-15water PETのミーティングを計画しています。今後の交流ならびに共同研究がうまく進むことを祈っています。

ウプサラ大学病院のPET検査室

GE社のサイクロトロンの模型を前に

 

   
 
 

 

 

       
       
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