解剖学

分子神経科学

脳神経疾患への挑戦
  • 中枢神経障害後の神経回路再編成と機能回復のメカニズム解明
  • 中枢神経回路の傷害と修復を制御する生体システムの統合的研究
  • 神経発達疾患の分子生物学的な解明
  • 慢性疼痛のメカニズムの解明
  • 脳神経疾患をターゲットとした治療法の開発
教授 山下俊英
解剖学講座 分子神経科学
2007年12月に山下が着任し、分子神経科学教室に名称変更しました。学部の教務としては、神経解剖学、組織学、系統解剖学を担当しています。山下は医学系研究科を主担当としていますが、2009年より生命機能研究科を兼任し、2017年より免疫学フロンティア研究センターを兼任しています。

脳神経疾患のメカニズムを解明し、新たな治療法の開発に繋げる

人々は病気になっても、それまでと変わらない暮らしをしたいと願っています。命のある限り健やかに暮らしたいと考えています。しかしながら脳血管障害、脳や脊髄の外傷などにより、手足が動かなくなったり、会話ができなくなったりすると、なかなか元には戻りません。私たちは神経系の病気による障害の克服につながる基礎研究と開発研究を行っています。

脳や脊髄では個々の神経細胞が独立して働いているのではなく、互いにネットワークを作って機能しています。このネットワークが損傷されると、回復することは極めてまれです。もしも失われたネットワークを修復させることができれば、中枢神経障害を治療することができるようになると考えられます。最近の数年間で、失われたネットワークが再生しないメカニズムがある程度わかってきました。一方で、神経のネットワークを自力で修復する力が備わっていることもわかってきました。私たちは、得られた研究成果を土台として、新たな神経再生治療法の確立を目指して、創薬研究を推進しています。

また同時に、神経回路の修復過程における神経回路のダイナミクスという課題に統合的アプローチで迫りたいと考えています。

これらの研究は、高次脳機能の障害や慢性疼痛、神経免疫疾患のメカニズムの解明にも広がり、着実に成果を収めつつあります。

主要文献

  1. Fujita, Y., et al. (2017) Cohesin regulates formation of neuronal networks in the brain. J. Exp. Med. In press.
  2. Fujitani, M., et al. (2017) A chromosome 16p13.11 microduplication causes hyperactivity through dysregulation of miR-484/protocadherin-19 signaling. Mol. Psychiatry 22, 364-374.
  3. Siebold, C., et al. (2017) RGMs: Structural Insights, Molecular Regulation and Downstream Signaling. Trends Cell Biol. In press.
  4. Hayano, Y., et al. (2019) Dorsal horn interneuron-derived Netrin-4 contributes to spinal sensitization in chronic pain via Unc5B. J. Exp. Med. 213, 2949-2966
  5. van Erp S, et al. (2015) Lrig2 negatively regulates ectodomain shedding of axon guidance receptors by ADAM proteases. Dev Cell 35: 537-552.
  6. Ueno, M., et al. (2014) A selector orchestrates cortical function. Nat. Neurosci. 17, 1016-1017.
  7. Tanabe, S. and Yamashita, T. (2014) Repulsive guidance molecule-a is involved in Th17 cell-induced neurodegeneration in autoimmune encephalomyelitis. Cell Rep. 9, 1459-1470.
  8. Ueno M, et al. (2013) Layer V cortical neurons require microglial support for survival during postnatal development. Nat Neurosci 16: 543-551.
  9. Muramatsu R, et al. (2012) Neovessels formed through CNS inflammation promote neural rewiring. Nat Med 18: 1658-1664.
  10. Muramatsu, R., et al. (2011) RGMa modulates T cell responses and is involved in autoimmune encephalomyelitis. Nat Med 17: 488-494.
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