各種受賞

 

日本国際賞

平野俊夫教授(前医学系研究科長・薬理学長)と岸本忠三名誉教授(元総長)に、 日本国際賞贈呈式が行われました(2011.4.20)

4月20日に予定されていました2011年(第27回)日本国際賞授賞式並びに祝宴は、諸般の事情により中止となりました。また、同式典並びに祝宴を中心とした日本国際賞週間行事(18日~23日)も全て中止となりました。
なお、授賞式に代わり、4月20日、ホテルニューオータニ大阪にて、日本国際賞贈呈式が開催され、賞状、賞牌、賞金が贈られました。

平野教授と岸本教授は賞金より1000万円を東日本大震災義援金として、日本赤十字社に寄付されました。

国際科学技術財団:

写真の提供:国際科学技術財団

平野俊夫 医学系研究科長・薬理学長 日本国際賞を受賞(2011.1.25)

2011年1月25日に公益財団法人国際科学技術財団は2011年(第27回)日本国際賞(Japan Prize)を4名の博士に贈ることを発表しました。"生命科学・医学"の分野では、インターロイキン6の発見から疾患治療への応用が認められた、大阪大学元総長、名誉教授の岸本忠三博士とGarmin長・薬理学長、教授の平野俊夫博士に、"情報・通信"分野ではUNIXオペレ—ティングシステムの開発者の、ベル研究所特別名誉技師のデニス・リッチー博士とグーグル社特別技師のケネス・トンプソン博士に贈られます。なお授賞式典は4月20日(水)に東京・国立劇場で天皇・皇后両陛下のご臨席のもと、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官を始め、関係大臣、駐日大公使、学者、研究者、政官界、財界、ジャーナリスト等約1,000名の出席を得て開催される予定です。詳しくは以下のホームページを参照してください。

平野俊夫医学系研究科長・薬理学長記者会見:受 賞 にあたって:1月25日記者会見、東京

この度の受賞は、インターロイキン6の発見とその作用機序の解明、そしてこれらの基礎的な研究が、関節リウマチなどの治療薬の開発に至り、国民の健康と福祉に貢献出来たことが総合的に評価されて決定されたと伺いました。
国際科学技術財団の理念は、科学技術の顕著な実践的業績を通じて、人類社会の平和と繁栄に貢献した人々を顕彰することと伺っております。この度、"情報・通信分野"のデニス・リッチー博士、ケネス・トンプソン博士、 そして"生命科学・医学分野"において、恩師であります岸本忠三博士と共に、栄えある日本国際賞を受賞することは誠に光栄に存じますとともに、望外の喜びであります。長年にわたり研究に励んできた多くの共同研究者とともに、この上ない名誉であると思っております。引き続き研究を重ねて、免疫応答の更なる理解と自己免疫疾患のよりよい治療法の開発を行いますとともに、次代を担う若い研究者を育てることにより、社会に貢献できますよう今後も精進する所存であります。

私は1972年に大阪大学薬理学を卒業いたしました。恩師であります元大阪大学総長の故山村雄一先生の熱い講義にであい免疫学に憧れを抱きました。また留学先のアメリカボルチモアで岸本先生にお会いすることができました。自己免疫疾患の発症機構の解明や、その治療法の開発を夢見て今日まで続けて参りました研究により、インターロイキン6を発見するという幸運にめぐまれました。さらに、インターロイキン6が単にB細胞に抗体産生を誘導するだけではなく、多様な生物活性を有する、体にとって大変重要な物質であることを明らかにすることができました。さらに、その異常により自己免疫疾患が発症する事を明らかにしました。これらの極めて基礎的な研究により関節リウマチ等の治療薬の開発への道を切り開くに至った事は、39年前には想像すらすることはできないことでした。

私は学生に、"目の前の山を登りきる重要さ"を説いています。山の頂上に立って初めて,その山の高さもわかります。さらに重要なことは頂上にたって初めて、想像もしないような素晴らしい景色をみることが出来ます。次に進む道が見えます。何回登山をしても中途でやめれば何も残りません。自己免疫疾患の原因を突き止め、治療法を開発したいという夢を持ち続けて、目の前の山を一つ一つ登りきる事により、その夢が現実の事になったことは感激に耐えません。

"目の前の山を登りきる"ことと"夢を追い求めれば必ず実現する"という事を若い人に伝えたいと思います。そして自分一人ではなく、回りの人々のおかげで自分が生かされているという感謝の心を持つことがいかに重要かを伝えたいと思います。

最後に一言、皆様方にお伝えしたい事があります。それは、基礎科学研究、基礎医学研究の重要性です。今、医師不足や医療崩壊が問題になり、ともすれば目の前の医療に目が行きがちです。このような状況下では、将来の医療、すなわち基礎科学・医学に関しては忘れがちです。私が強調させていただきたいのは、現在の医療は、過去50年、100年に渡る基礎科学研究の成果のもとに成立っているという事です。インターロイキン6の研究も30年以上の歳月をへて、関節リウマチなどの治療薬の開発に至りました。今、目の前の医療崩壊だけに目を向けて基礎科学・医学を疎かにすると、未来の医療に多大なる影響を与えるという点です。日本が生きる道は、やはり基礎科学を重んじて、科学技術の発展に貢献し、もって世界の人類の平和と繁栄に貢献する事だと信じております。この度の私たちの受賞が若い人達に、将来に対する夢を与えるとともに、基礎科学の重要性を再度認識する機会になることを祈っています。

本当にこのたびはありがとうございました。

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